出張

5月10日長野に出張に行った。大宮まで山形新幹線、大宮から長野まで長野新幹線、そっから特急。疲れた・・・。

5月11日熱中小学校で澤上篤人氏の話を聞いた。長期投資で有名な人。印象に残った話は

・欧米でも過去今の日本と同じように株価が行ったり来たりの低迷した時代を経たあと、成熟経済に入り、緩やかに上昇していった。日本はお金を使わないから成長率が落ちてしまった。お金を回していくことを考えていかなくてはならない。

・今後は成熟経済でのニーズをとらえて勝ち残る企業と脱落する企業に分かれる。

・生活に欠かせない企業を応援する。金融の時代は終わり、これからは人口が増えていくのでエネルギー、食糧、水などの供給の企業への投資が増える。

澤上氏は講演の中でインフレが起こるといっていた。多分氏はこれから株価の暴落が起きるとみているのだろう。氏のブログに下記のようにかいてある。

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大きな読みとしては、ここから5年ぐらいの間に世界の金あまり景気は失速しよう。

ともあれ、金あまり景気の行き詰まりで、各国は一層の資金ばら撒きに走るだろう。 だから、異常なる金あまり状態は続く。その横で、不動産や金融取引の分野で徐々に利回り計算が立たなくなり、新規の買いよりも売りが優勢になっていく。これだけ、ゼロ金利やマイナス金利が常態化すれば、利回り計算など立てようがなくなる。 新規取引が落ち込むのは当然のこと。一方、売りが増えてくることで市場での利回りは上がっていく。 市場金利の上昇傾向は、一度はじまると一気に加速する。金融バブル崩壊後、世界中で延々と積み上げてきた低利回り取引が、それこそ山ほどある。そのあちこちで売りが殺到し、売りが売りを呼ぶ展開となっていくのだ。 リーマンショックの再来となってもおかしくはない。そうなったら、当然のことながら各国政府や中央銀行は、なにがなんでも政策金利ゼロを維持しようとする。すると、低利回り投資の投げ売り圧力による市場金利の上昇と、政策金利ゼロとの間で、強烈なねじれ現象となる。ねじれ現象の中、市場金利の上昇は物価全般を押し上げるインフレ圧力ともなっていく。インフレ圧力が高まってくると、もはや各国は異常なる金ばら撒き政策を続けられなくなる。 ゼロ金利政策も吹っ飛ぶ。そうなると、不動産などのバブルが弾け、株価も一時的には大きく売られよう。

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あんまり株は大きく買わない方がよさそうね。